みなさん、こんにちは!
企業が成長すると、どんどん顧客情報の管理が重要になってきますよね。顧客情報は企業の重要な資源。それを活用した営業活動やサポート業務の効率化を図るための手段として、kintoneは素晴らしい選択肢です。
今回は「kintoneで顧客管理をはじめよう」をテーマに、kintoneを使った顧客管理のメリットや、導入のステップ、そしてつまづきやすいポイントについてご紹介します。
kintoneで顧客管理をするメリット
kintoneはクラウドベースのプラットフォームで、データの一元化、チームでの共有、カスタマイズが容易に行えます。こんな具体的なメリットが挙げられるとおもいます。
- リアルタイムで情報を共有
クラウド上で管理するため、いつでもどこでも顧客情報にアクセスできます。営業やサポートチーム間でリアルタイムに情報を更新できるため、迅速な対応が可能になります。
- 使いやすいインターフェースと柔軟なカスタマイズ
kintoneはドラッグ&ドロップで簡単に項目や画面レイアウトを変更できるため、顧客管理の業務に応じたカスタマイズが簡単に行えます。ITスキルが少ないスタッフでも直感的に操作できる点も魅力です。
- データの視覚化と分析
kintoneでは、顧客データをグラフやレポートで可視化できます。これにより、顧客の購入履歴や問い合わせ履歴を分析し、次の営業施策に生かすことが可能です。
導入のステップ
kintoneでの顧客管理をはじめるには何が必要でしょうか? 例えばこんなステップで始めることができます!
- アカウント作成とアプリのセットアップ
まず、kintoneのアカウントを作成し、顧客管理用のアプリを立ち上げます。kintoneにはアプリストアがあるので、「顧客管理」などのように検索してみましょう。
ストアでのおすすめは「顧客サポートパック」です。迷ったら、ぜひ追加してみてください。
- 顧客情報項目のカスタマイズ
顧客管理アプリに必要な情報項目(名前、連絡先、購入履歴など)を自由に追加して、管理しやすいレイアウトを作成します。これにより、自社に最適な顧客管理システムが完成します。
- チームへの共有と運用開始
顧客管理アプリをチームメンバーと共有し、運用をスタートします。顧客情報の入力や更新は誰でも簡単に行え、チーム全体で情報を活用できます。
最初は使い方に慣れないユーザーもいるでしょう。kintoneには掲示板機能があるので、初めてのユーザー間のやり取りにぜひ使ってみてください。
- ダッシュボードとレポートでの活用
kintoneにはダッシュボード機能があり、顧客情報の視覚化やレポート作成が可能です。月次の顧客獲得数や販売トレンドの確認ができ、データをもとにした意思決定がサポートされます。
つまづきやすいポイント
- 既存データの移行
Excelや他のシステムで顧客情報を管理していた場合、kintoneへのデータ移行に戸惑うことがあるかもしれません。
移行の際は、データを一度CSVファイルにまとめると、kintoneへのインポートがスムーズです。また、移行時に不要な情報を整理して、必要な項目だけをkintoneに登録することで、データの精度を向上させましょう。
- 項目や画面の設計
kintoneは柔軟なカスタマイズが可能ですが、自由度が高い分、どの項目を設定するべきか悩むこともあります。
最初から複雑にするのではなく、最低限の項目から始め、運用しながら少しずつ項目を増やしていく方法がおすすめです。現場の意見を取り入れながら進めると、より使いやすい顧客管理アプリを構築できます。
- アクセス権限の設定
チームメンバーが増えると、誰がどの情報にアクセスできるかの権限設定が重要になります。kintoneでは詳細なアクセス権限設定が可能ですが、設定が複雑になりがちです。権限設定をシンプルに保ち、必要な情報のみ共有するように心がけましょう。
- 定着の難しさ
新しいツールに切り替えると、従来のやり方に慣れたスタッフが抵抗を感じることがあります。kintoneの利用を定着させるために、定期的なトレーニングやサポートを提供し、現場の意見を取り入れて改善するプロセスが大切です。
まとめ
kintoneで顧客管理をはじめることで、チーム全体の生産性向上と顧客対応の質の向上が期待できます。顧客情報の一元管理とリアルタイム共有が可能なkintoneを導入し、より効率的で戦略的な顧客管理を目指しましょう。
企業のさらなるステップアップにkintone、活用してみてくださいね。
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